「宿題ちゃんとやったの?」と言って、≪アラ探し≫をするのをやめにしませんか?
子ども達に楽笑な日々を過ごしてほしい、塾長の石井克馬です!
楽笑(らくしょう)
“常に楽しく笑顔でいる状態を指す造語です”
「今日も、楽笑(らくしょう)!」と楽しく笑って過ごす大人になってほしい。
「宿題やったけど、家に忘れてきました!」という場合にどうするか?
ボクは、「残念がる」と同時に«宿題範囲の確認テスト»で状況を確認します。宿題をやったかどうかは、結果でわかります。ただ、ここからが問題…
*宿題をやって持ってきた子は、宿題のできを確認して定着具合を確認できるので問題なしとします
①嘘をついている子(宿題を本当はやっていない子)
宿題で復習をしていないので、確認テストは解けません。すると、前回の授業を復習することになるので授業は進めません!再度、復習をします。
出来ていない所があっても「教えたから」と先に進むことも可能ですが…
*もちろん宿題をやらずに確認テストが解けた子は先に進みます!
②本当のことを言っている子(宿題を持ってくるのを忘れた子)
確認テストで定着しているかを確認して、忘れていないことを確認できれば、それで問題なし!次の単元へと進んでいきます。
ここで、とても問題になる子がいます。
宿題を家でやったけど自力で問題が解けなくて、持ってこなかった子。この子は先程の①嘘をついている子と判断してしまいがちなんですが、家でちゃんと宿題をやっています。でも、できなかった…怒られるかもしれない。だから置いてきた。。。
この
「宿題やったけど、持ってくるのを忘れた。」
と言いながら、やった宿題をワザと持ってこない子。このタイプの子が実は結構います。
それは、なぜなのか?
一つの理由として、これまでに宿題をやった時に親から「宿題はやったの?」と確認されて、「やったよ。」と答える。「ほんとにやったの?」と念を押されて、さらには「ちゃんとやったか見せてみなさい!」と言われて、宿題を細かくチェックされた経験があるのではないかと思います。
「宿題をちゃんとやったのか見せなさい!」
これを言った側は«アラ探し»を始めることになり、このアラ探しという減点方式が始まると子どもは怒られることが、ほぼ確定してしまいます。そして、いつしか「宿題をやったけど見せない」もしくは、どうせ怒られるなら「宿題をやらない」「ワザと間違えてやる」という選択をしていくようになるのではないかと思っています。
「宿題やったの?」から始まる、宿題のアラ探しという減点方式の評価。
どうせ怒られるなら、「宿題をやらない」「宿題を見せない」「テキトウにやる」。
そして、怒られることに慣れた子になっていく。
もしくは、怒られないように完璧を目指す子になる。
完璧を目指す子については、また改めて書きます。
だから«加点方式»が良いと思っています。加点方式で青天井のテストとか…これも、また。
最後まで、お読みいただき
ありがとうございます m(_ _"m)ペコリ
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