「答えが出たら途中式は不要!」と考えるのは、「答えが合ってたら良い!」と思って勉強しているから。
子ども達に楽笑な日々を過ごしてほしい、塾長の石井克馬です!
楽笑(らくしょう)
“常に楽しく笑顔でいる状態を指す造語です”
「今日も、楽笑(らくしょう)!」と楽しく笑って過ごす大人になってほしい。
答えが合っていたらOK!丸をもらって次の問題へ!!
小学生算数の授業で、答えが合っていましたが途中式を消していたので「✖️」をつけました。
理解をしているかどうかは、途中の計算式や考える時に書いたメモが大切になります。そして、自分で成長していけるようになるためには途中式という過程が大切だと思うからです。
途中式を確認されず、答えが合っていたら「◯」がもらえるという二つの問題点
①自分で壁を乗り越えられなくなる
答えが合えば良い。途中式には価値がない!と思って勉強を進めていくと、学年が上がり問題の難易度が上がった時につまずく原因となります。たとえば、中学ぐらいになってくると解き方が何種類もあるような数学の問題が出てきます。「答えが合っていたら大丈夫」という考えで勉強を続けていると、もし間違えて壁にぶち当たった時に乗り越える手段を見つけられません。
②◯か✖️かの二択で物事を考えるようになる
「正解か不正解のどちらか!」という考えだと、「◯なら成長した。」「✖️だと成長してない。」という判断になり、少しづつ成長していくのが難しくなると思います。スモールステップで少しづつ成長していくためには「過程」が大切だと思います。
結果が出なかったときは、過程を見つめ直す!
そのために、途中式や図形は残しておく。自分がどのように考えて解いたのか過程を残す。正解という結果が出たとしても、もしかしたらもっと良い方法があるのかもしれない。その時は、過程を改善する必要があります。また、ケアレスミスを減らすためにも過程の改善が必要です。
「結果」は大切!でも、結果を出すためには「過程」も大切!
「結果と過程、どちらが大切ですか?」という問いには「もちろん両方」と答えます。
そんなに早く帰りたい?早く解き終わったら加算点でもあるの?
早く帰りたいがために、サッと答えを書いて「◯」をもらえたら終了。「✖️」の場合はやり直しの問題をサッと解いて、また採点する。このような勉強を続けてしまうと、自分で成長する方法がわからなくなってしまいます。なぜなら、自分で成長するためには「どこで間違えたのか?」が確認できるように過程をしっかり残しておく必要があるからです。
答えが正しければOK!答えが間違っていたらOUT!と結果だけを見て、過程を見ずに簡単に評価をしていたら、子どもたちが成長出来なくなってしまうと思っています。
最後まで、お読みいただき
ありがとうございます m(_ _"m)ペコリ
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