お子様が大学卒業後のことを考えるのは、何歳ぐらいでしょうか?
子ども達に楽笑な日々を過ごしてほしい、塾長の石井克馬です!
楽笑(らくしょう)
“常に楽しく笑顔でいる状態を指す造語です”
「今日も、楽笑(らくしょう)!」と楽しく笑って過ごす大人になってほしい。
大学進学を前提に「具体的な将来について、いつ考えるのか?」が大きな分かれ目だと考えています。具体的な将来とは、大学卒業後のことです。つまり、どのタイミングで夢や志を具体的にするのか…
大学の学部という特性上、「何を専攻して卒業後はどうするのか?」を考える必要があります。*「やり直し大学で学びなおし」は含みません
中学受験の場合
もし、大学付属の中学を受験する場合には、中学入学後の10年間を同じ学校に通う事になります。付属の中高一貫校を受験する場合は大学卒業後にどうしたいのか?を小学6年生までには、決めておきたいところです。大学付属の中高一貫校の場合は大学に存在している学部によって学べることが限られるためです。
*付属でない中高一貫校では、大学受験がありますので上記の心配はありません。
中高一貫校でのカリキュラムは?
一概には言えませんが大体はこのような感じです。
中2までに中学の内容を終了(高校受験のためだけの余分なことはやらない)
中3〜高2で高校内容の勉強終了。
そして、高3は大学受験のための勉強に専念します。
つまり、大学受験のために最短距離を走る形で勉強していきます。中学3年生から始まる高校内容の勉強は大学受験で使用する科目を考えて、優先順位をつけて勉強します。
では、大学卒業後の進路については、どのタイミングで考えるのか?
先の大学受験で使用する科目の強弱をつけて勉強することを考えてみても、中学2年生が終わるまでには考えておくべきだと思いますが…実は考えにくいのが現状です。成績順に国公立理系・文系、そして私立理系・文系と誘導されていく可能性が高いのです。これは、中高一貫校において合格実績が生徒を集める際に大事とされるが故です…
ですので、中学受験をする場合には小学生の間に、大学卒業後のことを意識しておくことをオススメしております。
最短距離で大学受験まで駆け抜けていく中高一貫校では、立ち止まって将来を考える暇があまりない。小学生の間に将来について考えておきましょう!
高校受験の場合(中学受験をしない場合)
高校受験の時に大きなウエイトを占める「内申点(学校の通知表)」が存在します。この内申点が入試点数の半分(兵庫県の場合)となるので、授業をしっかりと聞き、先生方と仲良くコミュニケーションを取り、意欲的に授業を受けているとアピールできる必要があります。*この能力は中高一貫校では不要(内申点が不要だから)
中学校の勉強面では、先に述べた中高一貫とは違い高校受験のためだけの勉強をして、高校受験に臨むことになります。
じっくりと時間をかけて進んでいく分、将来の進路について考える猶予があります。中学3年生の時に受験する高校を考えるため、将来についてじっくりと考えることになります。(考えていない子もいますが…)
最終決定は高校1年生の終わりに大学卒業後のことを考えれば大丈夫です。普通科の高校では、高校2年生からコースが分かれます。
じっくり考えられる反面、高校内容の勉強をじっくりするので中高一貫校のように「高3は大学受験のための勉強をする!」とはいきません。*センター試験のタイミングで授業が終わっていないことさえあります。
高校受験の場合(中学受験をしない場合)は、将来についてじっくりと考えるタイミングがある。ただし、大学受験に向けて中高一貫の子達よりも余分な勉強をする必要があり、入試本番ギリギリまで高校の勉強をする可能性もある。
「お子様が将来のことを考えるのは、何歳ぐらいか?」というのが重要となります
小学生の間に将来について考えて、ある程度決めることができたら「中学受験」
将来のことについてはギリギリまで考えていきたいという場合には「高校受験」
がオススメです!というお話です。
最後まで、お読みいただき
ありがとうございます m(_ _"m)ペコリ
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