調べ学習「教鞭=教師が生徒に教えるために使う鞭」から始まる生徒の探求。
子ども達に楽笑な日々を過ごしてほしい、塾長の石井克馬です!
楽笑(らくしょう)
“常に楽しく笑顔でいる状態を指す造語です”
「今日も、楽笑(らくしょう)!」と楽しく笑って過ごす大人になってほしい。
慣用句の問題で出てきた「教鞭を執る」の意味
なんで「教師になって生徒を教える」って意味なん?という素朴な生徒の疑問から始まった調べ学習。この場合は執るの動詞と教鞭の名詞について調べて…
執る=手に持って、それを使う
教鞭=教師が生徒を教えるために使う鞭
「えっ?!教える時の鞭ってどういうこと?鞭って、女王様の鞭のこと?」
ここから、彼の調べ学習は加速していく予感がしました。目をキラキラさせている彼の興味の芽を潰したくないと考え、少しアドバイスをしました。
「昔の学校では鞭が使われてたんやで!学校っていうのはな、キリスト教の…」
神学校、性悪説、プロテスタント、ルター、聖書中心主義とさまざまな言葉を彼は調べていきました。受験勉強の範囲で言うならば、高校倫理に該当する所と教科書には載っていないであろう所。
興味の芽を潰さずに思うがままに自由に学んでほしい。
教師が鞭を使うという情報が辞書に載っていたとしても、深掘りする大人は少ないと思う。
昔の学校では鞭を使っていたという情報をアドバイスする大人は少ないと思う。
人間は性悪説だと考えて、子どもたちに鞭を使っていた神学校について議論する大人は少ないと思う。
でも、教科書通り(学校で鞭を使っていた事が載っている教科書はないと思いますが…)の学びでは、子どもたちの学びは深まらないと思っています。
「子どもたちには教科書通りに教えていくことが絶対だ!」という考えは、それこそ鞭を使って教育していた時代の「子どもは無能で信頼してはいけない。服従させなくてはいけないから、鞭を使う。」という考えとさほど変わりがないのではないかと思います。
「△年生だから◯◯は教えない!」「まだ、早いからダメ!」などとは考えません。
生徒は自分と対等な存在と考えています。子どもが教えてほしいと願うことは教え、子どもが自分でできると思っていることはそっと見守る。そんな、教育をこれからも続けていきます。
「昔は、教壇っていうのもあってな…」まだまだ続く(笑)
最後まで、お読みいただき
ありがとうございます m(_ _"m)ペコリ
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